ABOUT US協会について
広島アセアン協会が発足して今年で10年になります。この間協会は会員の皆様のご理解とご支援に支えられ、活発な活動を続けてまいりました。
アセアンに関する各種情報の提供、講演会の開催、アセアン諸国への視察団の派遣、さらには県内大学へのアセアン諸国からの留学生の支援、日本アセアンセンターとの提携事業等は皆様のお目にもとまり、直接御参加いただいたり、情報として受け取っていただいたところです。
お蔭様で当協会も次第に存在感を高め、県内においてそれなりの位置を占めるようになったと認識しております。これも皆様の温かいご支援、ご協力あればこそでありまして、改めて厚く御礼申し上げます。
アセアンは、御承知のように1967年に東南アジア5カ国により構成された地域協力機構です。現在は10カ国により構成され、東南アジアの中心に位置する巨大な経済圏となり、力強い発展を続けています。
私共の協会が発足して程なく、2015年には政治安全保障共同体、経済共同体、社会文化共同体を目指しアセアン共同体が発足し、緩やかではありますが、その完成に向けて着実な歩みを続けております。
広島には以前からアセアンの個別の国と広島の経済界との間に親善友好団体があり、それぞれ重要な役割を果たしておられますが、アセアン全体の発展の大きなうねりを前にしますと、これを全体として把握し、広島との関係を拡大、深化していくことも併せて大変重要な視座であることは申すまでもありません。
コロナ禍のため、3年ばかり協会の活動レベルも下げざるを得ませんでしたが、これからは私共自らが感染対策に十分気を付けながら、アセアンの動きを的確に把握し、協会として積極的に活動してまいります。皆様と共に力強く前進する所存でありますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
広島アセアン協会会長
児玉 幸治
広島の企業と、アセアンの企業との投資・貿易の促進のほか、アセアンからの観光客の誘致、アセアン関連団体・組織との協力提携の促進など、相互理解を促しています。
人と人の交流を大切にしています。特に学生、経営者、女性の交流に力を入れ、アセアンに関する文化・教育などを含む、幅広い情報を県内で広く共有しています。
そのほか、アセアンへの視察団の派遣など、さまざまな取り組みを通じてアセアン各国との連携を強化しています。各国の政府機関や企業の方との懇談を通じて、これからのアセアンの在り方や活動を知るきっかけとなっています。
2023年4月に広島アセアン協会のロゴマークを刷新しました。
ASEAN加盟10か国を表す10本の線は切れ目のない広島との縁・つながり・結びつき。なめらかな曲線の花は円滑な交流をイメージしています。